歯周病はむし歯とは違い、歯自体の病気ではなくて、歯の周りにある歯を支えている組織(歯周組織)の病気のことです。
歯周組織には、主に歯ぐき(歯肉)・歯槽骨・歯根膜があります。これらが炎症を起こすと、歯ぐきから血が出たり、腫れたり、痛みを出したり、また歯がぐらぐらしてきます。
原因は様々なものがありますが、代表的なのは次の3つです。
反対側の歯によって、左右に揺らされている。
歯槽骨が壊され、動揺が大きくなる。
歯肉も炎症を起こす。
治療のおよそ2割(20%)は歯医者が、残りの8割(80%)は患者さん自身が頑張ってやらなければなりません。
患者さんの協力なしには、歯周病は治りません。
炎症状態
連結して被せることによって固定する
やはり一番大切なのは歯磨きです。しかし、どんなによく磨いても細かいところに歯石がついてきます。6ヶ月~1年に一回は定期検査を受け、歯石を取り除くことをお勧めします。