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歯周病

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歯周病

歯周病はむし歯とは違い、歯自体の病気ではなくて、歯の周りにある歯を支えている組織(歯周組織)の病気のことです。
歯周組織には、主に歯ぐき(歯肉)・歯槽骨・歯根膜があります。これらが炎症を起こすと、歯ぐきから血が出たり、腫れたり、痛みを出したり、また歯がぐらぐらしてきます。

どうして歯周病になるの?

原因は様々なものがありますが、代表的なのは次の3つです。

全体的なもの
思春期・妊娠・糖尿病などのように、身体のホルモンのバランスがくずれたり、栄養障害(カルシウム・ビタミンなどの不足)によってなる場合があります。
汚れによるもの
歯の周りの汚れ(主に食べ物のカス)、一般に歯垢(しこう)と呼ばれているものが付くと、口の中の最近の働きによって歯石(しせき)となります。これによって歯周組織が炎症を起こします。
噛み合わせによるもの
歯ぎしりなどのように、頻繁に歯を揺らしている状態が続くと、徐々に歯槽骨が壊され、炎症を起こします。

反対側の歯によって、左右に揺らされている。

歯槽骨が壊され、動揺が大きくなる。
歯肉も炎症を起こす。

どうして歯周病で痛くなるの?

ズキズキ痛む
歯ぐきの中に膿がたまってくると痛みが出ます。
水などがしみる
炎症が歯の根の先までくると歯の神経まで炎症を起こして痛みが出ます。
噛むと痛い
歯の周り全体が炎症を起こすと痛むようになります。

どうすれば治るの?

治療のおよそ2割(20%)は歯医者が、残りの8割(80%)は患者さん自身が頑張ってやらなければなりません。
患者さんの協力なしには、歯周病は治りません。

歯医者側

歯磨きの方法の指導
適切な磨き方をご指導します。
汚れの除去
歯垢は歯磨きで落とすことはできますが、歯石は歯ブラシでは落ちませんので、歯科医院でキレイに取り除きます。
固定
ぐらぐらの歯を固定します。
噛み合わせの調整
強く当たっているところを調整します。
その他
歯並びが悪いと磨き残しが多くなりますので、矯正を必要とする場合もあります。
また、歯周病が酷い場合には、外科的な治療をします。

炎症状態

連結して被せることによって固定する

患者さん側

歯磨き
これが一番大切なことで、歯科医院でいくら歯石を取ってもらっても、きちんと磨けていないと、すぐに歯石がついてきてしまいます。また、歯ぐきの炎症は歯磨きで十分おさまってきます。(しかし、歯石を残したままではすぐにまた炎症を起こします。)
食事
栄養のバランスのよい食事をしてください。

どうすれば歯周病を予防できるの?

やはり一番大切なのは歯磨きです。しかし、どんなによく磨いても細かいところに歯石がついてきます。6ヶ月~1年に一回は定期検査を受け、歯石を取り除くことをお勧めします。

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